エジプト遺跡、昔と今
今でこそ、エジプトの遺跡は茶色のイメージが強いですが、当時は極彩色の派手派手遺跡だったようです。そんな昔と今の遺跡の姿を収めたのが、「EGYPT THEN AND NOW」という本です。透明フィルムに昔の姿が描かれていて、現在の姿の写真の上に重ねて「昔と今」を比べられるようになっています。上の写真は、ルクソール神殿の中にある、ラムセス2世の巨像です。こんなに派手な柱だったとは想像もつきませんでした^^;
表紙はピラミッドなんですが、今のほうが神秘的な気もします(笑)。この本はルクソールで一緒だったエジプト人のガイドさんが持っていて、その後偶然、現地の書店で見つけました。英語で書かれていますが、エジプトの出版社が発行しています。
では、ここからは私が撮影した写真とともにお楽しみください☆
アスワンにある、アブ・シンベル神殿です。相当な大きさの遺跡ですから、古代ではかなり遠くから見ても目立った建物だったんじゃないでしょうか。
ルクソールにあるメムノンの巨像。アメンヘテプ3世の葬祭殿の前に立っていた巨像です。葬祭殿もスフィンクスもなくなっていますが、この巨像たちは今でも葬祭殿をお守りしているのかもしれません。
この本は眺めているだけでも楽しい本なので、ほんの一部のご紹介ですが、楽しんでいただけたら幸いです。今のエジプト人も装飾品や家具などが金ぴかで派手好きですが、古代から変わっていないんだなあと思いました^^
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