アラブの現代美術が面白い☆
懐かしい写真を発見しました。2012年に東京・六本木の森美術館で行われた「アラブ・エクスプレス展」の写真です。アラブの現代美術展で、なぜか3枚だけ撮影していたものです。
ギャグ好きのアラブ人だけあって、作品もブラックジョークの効いたものが目立ちました。作品数も多く中身も濃く、滞在時間3時間を見込んで行きましたが、それでも見きれないくらいの充実ぶりでした。作品に興味のある方は、「アラブ・エクスプレス展」で検索すると、森美術館のHPやブログから当時の展示品を見ることができます。
写真は、レバノン在住の女性アーティスト、ゼーナ・エル・ハリールさんの作品。アラブやイランの権力者たちが、かわいいモチーフの中に収まっていて、微妙なユーモアを醸し出しています。作品タイトルもキラキラ系です。
1枚目は「軽めのファンダンゴを踊ったら」
2枚目は「平和が惑星を導き、愛が星の舵をとる」
3枚目は、「ザナドゥ、あなたのネオンは輝くだろう」
なんとこれらの作品は、戦時中に配られたビラを使用しているらしいです。それをフリルやビーズ、スパンコールなどを散りばめて、楽しい、平和な世界に塗り替えるーーすごいメッセージを放っている作品だと思います^^
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